円安や家電メーカの生産工場の国内再構築など新たなモノづくり企業の動きがある中、精密プラスチック製品に特化して43年、精密パーツの大量生産での徹底した原価管理と自動化を行い生産体制の効率化を図っているhakkai株式会社の生産工場を訪問することになりました。

hakkai株式会社は20トン以下を中心とした射出成形機を利用して精密パーツ、時計部品、スマートフォン部品、自動車部品等500品種の成形部品を月産6000万個以上生産して日本を代表するナショナルブランド企業から、知名度はなくとも突出した力を持つ企業まで幅広く提供しています。

また厚さ0.08mmのデジタルカメラの絞り羽根や、世界一小さいギア形状のある腕時計のローター等の精密・微細なプラスチック成形を大量生産する技術に優れています。

本テクニカルセミナーでは、精密部品の量産技術で最先端を走るhakkai株式会社の精密成形技術の一体化・システム化・自動化を進め、更なる生産性向上を視野に生産を行っている金型・成形などの工場を見学することにしました。

【コーディネーター】 　

福井 雅彦氏 （東京工科大学　名誉教授）

第1セッション

関　聡彦 氏 （hakkai株式会社　代表取締役 ） 

『hakkai株式会社 会社概要、 海外戦略について』

第2セッション

野澤　俊彦 氏　（hakkai株式会社　技術グループ 設計チーム 工程設計　班長）

『精密成形と樹脂流動解析（当社の取り組み・事例）』

プラスチック成形製品を作る場合、予測される不具合、予測出来ない不具合が起こります。

全ての不具合が金型を作る前に解決している事は理想ですが、そう簡単には行きません。

当社はこの予測出来る不具合をどれだけ源流側で解決出来るか樹脂流動解析ソフトも活用した取り組みを１０年近く行なってきました。

樹脂流動解析ソフトも年々進化し、解析担当も１人から２人体制に変更した相乗効果も有り、ようやく活用方法が見えてきました。

今回は事例を交えて弊社の取り組みに付いてご紹介致します。

第3セッション

『精密金型の微細加工技術』

①型彫放電加工：金型グループ　放電加工チーム長　　髙橋　裕輔 氏

・３Ｄモデルを活用したスマートフォンカメラレンズ部品の微細形状加工

・時計部品の高精度軸形状加工

②マシニング加工：金型グループ　マシニングチーム　班長　　開發　尚一 氏

・型彫放電加工を支える電極製作

・直彫加工による工数の削減

③ワイヤー加工：金型グループ　マシニングチーム長　　栗林　初 氏

・細線を使用した時計部品の微細ギア形状加工

・ワイヤー仕上げによる研削加工、組込作業の削減

工場見学

『工場見学』

　hakkai株式会社　担当者

第4セッション

『質疑応答』

＊いずれもテキスト・昼食 付き  ※ただし、開催日時による設定となります。午後開始のセミナーには昼食はつきません。

＊ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。
＊受講申込時に、同ネット会員登録をした場合は、ネット会員価格が適用されます。
ネット会員のご登録は こちらから（入会金・年会費とも無料）

1. 事務局より請求書を送付致しますので、指定の口座へ受講料をお振込み下さい。
   ※現金書留によるお支払いはお受けできません。
2. 振込手数料は、受講者でご負担願います。
3. 受講料は、開催前日までにお支払い下さい。なお、海外からの受講者は、当日現金でお支払い下さい。
4. 別途、受講票を送付致しますので当日会場にご持参下さい。

1. 1.申込締切日の翌日以降はキャンセルできません。【受講キャンセル規定】をご参照ください。
2. 2.受講申込者が出席できなくなった場合は、代理の方が受講することも可能です。
   その際には、開催前日までに事務局へ宛てご一報頂くとともに代理の方の「部署・役職・お名前」をお知らせ下さい。
3. 3.受講希望者が少数の場合、開催を延期または中止することがあります。
4. 4.当日欠席された場合は後日テキストをご送付いたします。受講料の返金はできません。
5. 5.受講対象】の項目にも記述の通り、申込後、受講可否の確認を行います。
   受講可となった方には受講証を発行いたします。
   受講可否については、事務局より後日ご連絡を申し上げます。

【受講キャンセル規定】

①受講申込後、やむを得ない事由により、受講者の都合が悪くなった場合には、代理の方のご参加をお願い申し上げます。ただし、受講制限のあるセミナーの場合は代理受講の可否を確認致します。

②セミナーの参加をキャンセルされる場合には、事務局までご連絡(電話、FAX、email)をお願いいたします。なお、キャンセルのご連絡日時により、原則として、次のキャンセル料をご負担いただきます。事務局が休業日の場合は、FAXまたはemailにてご連絡ください。

《受講キャンセル料について》

受講申込手続き完了後～受講申込締切日→→→受講料の25%

受講申込締切日の翌日～3日前のキャンセル→→→受講料の50％

セミナー開催日の2日前～前日のキャンセル→→→受講料の75%

当日キャンセルの場合→→→受講料の100%