• INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展

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インターモールドテクニカルセミナー

セミナーは終了しました。

第66回 インターモールド・テクニカル・セミナー
金属積層造形技術の現状

開催日時 2012年06月28日(木) 10:00~16:30
講演内容とプログラム

 

金属粉末に高出力のレーザー光を照射し金属粉末を溶融固化させ、さらに積層しながら立体形状を造形する技術が開発され、金型の低コスト化や短納期化を実現できる技術として期待されてきました。

これまでに、製品形状に沿うような水管の造形や、自由な位置にガスベントを造形できるなどの利点を活かし、成型サイクルの短縮、高精度化が実現できることが明らかとなっています。しかしながら、製造装置のコストあるいは造形サイズの課題があり、金型メーカへの普及が必ずしも十分ではない現状があります。

そこで、本セミナーでは、現在利用可能な金属積層造型装置を扱う企業の方々に、現状の技術レベルを紹介していただき、さらに装置を活用されている企業の方に最新事例を多く紹介していただき、金属積層造形技術に関する最新技術情報をお届けすることを目的に企画しました。

装置は、株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ、パナソニック株式会社、韓国のInssTek,Inc.の3社から、それぞれに特徴ある装置と造形技術を紹介していただきます。講演者とのディスカションを通して有益な技術情報を得られるものと確信しております。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

【コーディネーター】  

九州工業大学 情報工学部 機械情報工学科 教授 鈴木 裕氏

9:30~ 受付
第1セッション
10:00~10:30

「溶融金属積層による汎用金属を用いた迅速な高強度造形」

第2セッション
10:30~11:30

「実用化された積層金型」

11:30~12:15 昼食・休憩
第3セッション
12:15~13:45

「The DMT (Laser-aided Direct Metal Tooling) Technology」

13:45~14:00 休憩
第4セッション
14:00~15:00

「金属積層造型機EOSINT-M280の動向とAMへの展望」

第5セッション
15:00~16:00

「金属光造形複合加工の最新動向及び高度化」

第6セッション
16:00~16:30

「総合討議」

 

第1セッション

「溶融金属積層による汎用金属を用いた迅速な高強度造形」

    笹原 弘之氏 (東京農工大学 大学院 機械システム工学専攻 教授)

 溶接で用いられるアーク放電により金属を溶融・固化させる技術に着目し、溶融金属を造形物の輪郭に沿って積み重ねていく溶融金属積層法について紹介する。軟鋼、ステンレス鋼、インコネルなど溶接可能な汎用金属を用いた造形物の強度特性や、切削だけでは造形が困難なシェル構造や中空構造の造形例について紹介し、本手法のメリットや金型への適用可能性について述べる。

 

第2セッション

「実用化された積層金型」

    阿部 諭氏 (パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 ものづくり革新本部

          生産技術開発センター 成形技術開発グループ 金型試作開発チーム)

 金属光造形複合加工技術の開発と金型への適用事例を紹介します。

1) 積層造形法の概要

2) 金属光造形複合加工技術の紹介

3) 金属光造形複合加工金型の特長

   ①複雑な金型の一体加工による短納期化

   ②フレキシブルな水管加工による成形サイクル短縮

4) 金型への適用事例

   ①熱可塑性射出成形金型

   ②熱硬化性圧縮成形金型

 

 

第3セッション

「The DMT (Laser-aided Direct Metal Tooling) Technology」

    Jeong-Hun Suh氏 (InssTek, Inc. CEO)

DMT(レーザーによる直接的金属ツーリング)は、3次元CADデータから直接、高出力レーザーを使って金属粉末を貼りつけ、高密度で幾何学的に複雑な金属部品・金型を製造する革新的な金属加工です。
DMTの加工プロセスにおいて、高出力レーザービームは加工対象物(ワーク)に焦点を合わせ、金属の溶融プールを形成します。
正確な用量の金属粉を溶融プールに挿入し、物理的に析出金属を作り出します。
レーザービームまたは加工対象物を前後に動かし、CADデザインによって決定されるパターンを描くことで、3次元金属部品が一度に正確にワンレーヤ―で作られます。
この講義では、DMTの技術と様々な適用実例をご紹介します。
(この実例には3次元コンフォーマル クーリング チャンネル成形、破損した金属部品・金型の修復、特殊金属部品の製作を含みます。)

※逐次通訳(予定)

 

第4セッション

「金属積層造型機EOSINT-M280の動向とAMへの展望」

    酒井 仁史氏 (株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ

                    製造ソリューション事業本部 AMソリューション部

                    技術推進グループ グループマネージャ)

 

 

 

レーザー焼結型AMシステムEOSINT-Mシリーズの最新動向紹介と各分野での適用事例を交えながら、金属積層造形が試作からAM(アディティブマニュファクチャリング)へとワンランク上のステージに到達しつつあるその現況と今後の技術的展望をご紹介します。

 

 

第5セッション

「金属光造形複合加工の最新動向及び高度化」

    網岡 弘至氏 (株式会社OPMラボラトリー 技術部 マネジャ)

日本独自の加工法である金属光造形複合加工法は、国家プロジェクトとして研究開発が始まった。開発時の試作限定の用途から、金属材料の多様化・硬度向上・装置の機械精度向上及び造形時間の短縮・専用CAMシステムの機能向上により、量産用途への適用が拡大し、さらに昨年度から装置が輸出可能となるなど、大きな変革期を迎えている。

本セミナーでは、この技術の最新動向とConformal cooling channelを利用した際の冷却時間短縮の成形事例を紹介する。

 

第6セッション

「総合討議」

 

 

 
会場

TKP東京駅ビジネスセンター1号館  カンファレンスルーム7A

〒103-0028 東京都中央区八重洲1-4-21 共同ビル TEL:03-3548-1231

交通アクセス→http://tkptokyo-bc.net/access.shtml

※会場へは公共交通機関をご利用の上、ご来場下さい。

主催 インターモールド振興会
受講対象 既に金型加工・部品加工・成形加工および関連業務に携わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。
受講料
インターモールド振興会ネット会員 38,850円 (税込)
一般 42,000円 (税込)

*いずれもテキスト・昼食 付き
*ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。
*受講申込時に、同ネット会員登録をした場合は、ネット会員価格が適用されます。
ネット会員のご登録は こちらから(入会金・年会費とも無料)

最少催行人数 15名
申込締切日 2012年06月26日(火)
セミナーは終了しました。
受講料のお支払い
  1. 事務局より請求書を送付致しますので、指定の口座へ受講料をお振込み下さい。
    ※現金書留によるお支払いはお受けできません。
  2. 振込手数料は、受講者でご負担願います。
  3. 受講料は、開催前日までにお支払い下さい。なお、海外からの受講者は、当日現金でお支払い下さい。
  4. 別途、受講票を送付致しますので当日会場にご持参下さい。
ご注意

1. 申込締切日の翌日以降はキャンセルできません。

2. 受講申込者が出席できなくなった場合は、代理の方が受講することも可能です。

その際には、開催前日までに事務局へ宛てご一報頂くとともに代理の方の「部署・役職・お名前」をお知らせ下さい。

3. 受講希望者が少数の場合、開催を延期または中止することがあります。

4. 当日欠席された場合は後日テキストをご送付いたします。受講料の返金はできません。

お申込先・お問合せ先 インターモールド振興会
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-2-15(株式会社テレビ大阪エクスプロ内)
TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912
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