• INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展

インターモールド振興会へのお問い合わせ

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インターモールドテクニカルセミナー

セミナーは終了しました。

第54回 インターモールド・テクニカルセミナー
本音で語る海外金型事情

開催日時 2010年08月07日(土) 13:00~17:30
講演内容とプログラム

東アジアが、世界のものづくりの拠点になることはすでに周知の事実ととらえることが出来ます。この中で、日本が果たすべき役割りを今一度再確認すべきときに来ていると思われます。また、日本の素形材産業は、世界同時不況の影響から、たいへん厳しい状況にあると思われます。製造業のグローバル展開はますます進み、縮小傾向にある国内マーケットにおいて、仕事が急激に回復することは、期待できない状況です。こうした八方塞がりの中、どのように現状を変えていくべきかを考える機会として本セミナーを企画しました。今回は、隣国、韓国国内の状況を紹介し、今後の両国の関係を含めた方向付けを議論してみたいと考えています。さらに、中国、東南アジアの素形材産業の現状、課題も紹介し、同様に産業の国際シフトをいかに抑えていくかを検討します。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

12:30~13:00 受付
第1セッション
13:00~14:30
「韓国金型産業の現況」
14:30~14:45 休憩
第2セッション
14:45~15:45
「中国の金型教育事情、金型技術」
第3セッション
15:45~16:45
「東南アジアの金型産業について」
第4セッション
16:50~17:20
「総合討論」

第1セッション

「韓国金型産業の現況」

柳 浩然 氏(韓国生産技術研究院 東南圏技術実用化本部 融合部品素材センター センター長 首席研究員 工学博士)

韓国の金型産業の現況をご紹介します。
発展過程、金型企業の分布現況、各年度別金型生産の現況、韓国の金型輸出入の実績、韓国金型産業の強点と現位置、 韓国金型産業の位相、韓国金型産業のビジョンは何か?、世界的な無限競争に置かれた経済環境で韓国の金型産業はどのように生きて行くのか、などを発表する予定です。
※逐次通訳

第2セッション

「中国の金型教育事情、金型技術」

松岡 甫篁 氏(株式会社松岡技術研究所 代表取締役 博士(工学)・技術士(機械))

中国は、CNC加工技術者の教育を重点的に実施しており、日本の熟練技能継承を中心の施策と大きく異なっている。とりわけ、上海市は、金型技術者の育成に注力しており、「上海現代金型技術訓練センター」を中心に毎年多くの若い力を排出いている。 一方で、巨大な市場を抱える中国に工業製品の生産拠点が集中している現象は必然と考えられ、今や金型生産の中国への移転も急速に進行している。
そこで今回は、中国における金型生産を支えるCNC工作機械、人材教育などの一端を紹介し、かつ今後有望と考えられる新たな分野の紹介を行い、国内金型の新たな方向性を探るヒントを提供する。

第3セッション

「東南アジアの金型産業について」

馬場 敏幸 氏 (法政大学・大学院 経済学部 教授)

今日のアジアの金型産業は、発展の進んだ国、発展が顕著な国、これから発展しようとしている国など、さまざまな発展段階が混在する「ムラむらのあるまだら濃淡模様」の様相を呈している。今回この濃淡模様の状況を、各国の金型輸入依存状況や、国際競争力などについて概観したい。またこれから発展しようとする国の地場企業が金型技術を習得する様子について、いくつかの事例をもとに紹介したい。

第4セッション

「総合討論」

司会 鈴木 裕 氏 (九州工業大学 情報工学部 機械情報工学科 教授)

※都合によりプログラムを変更することがあります。

会場

笹川記念会館 4階 第5会議室

主催 インターモールド振興会
受講対象 既に金型加工および関連業務に携わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。
受講料
インターモールド振興会ネット会員 38,850円 (税込)
一般 42,000円 (税込)

*いずれもテキスト付き
*ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。
*受講申込時に、同ネット会員登録をした場合は、ネット会員価格が適用されます。
ネット会員のご登録は こちらから(入会金・年会費とも無料)

最少催行人数 10
申込締切日 2010年08月02日(月)
セミナーは終了しました。
受講料のお支払い
  1. 事務局より請求書を送付致しますので、指定の口座へ受講料をお振込み下さい。
    ※現金書留によるお支払いはお受けできません。
  2. 振込手数料は、受講者でご負担願います。
  3. 受講料は、開催前日までにお支払い下さい。なお、海外からの受講者は、当日現金でお支払い下さい。
  4. 別途、受講票を送付致しますので当日会場にご持参下さい。
ご注意
  1. 1.申込締切日の翌日以降はキャンセルできません。【受講キャンセル規定】をご参照ください。
  2. 2.受講申込者が出席できなくなった場合は、代理の方が受講することも可能です。
    その際には、開催前日までに事務局へ宛てご一報頂くとともに代理の方の「部署・役職・お名前」をお知らせ下さい。
  3. 3.受講希望者が少数の場合、開催を延期または中止することがあります。
  4. 4.当日欠席された場合は後日テキストをご送付いたします。受講料の返金はできません。
  5. 5.受講対象】の項目にも記述の通り、申込後、受講可否の確認を行います。
    受講可となった方には受講証を発行いたします。
    受講可否については、事務局より後日ご連絡を申し上げます。

【受講キャンセル規定】

①受講申込後、やむを得ない事由により、受講者の都合が悪くなった場合には、代理の方のご参加をお願い申し上げます。ただし、受講制限のあるセミナーの場合は代理受講の可否を確認致します。

②セミナーの参加をキャンセルされる場合には、事務局までご連絡(電話、FAX、email)をお願いいたします。なお、キャンセルのご連絡日時により、原則として、次のキャンセル料をご負担いただきます。事務局が休業日の場合は、FAXまたはemailにてご連絡ください。

《受講キャンセル料について》

受講申込手続き完了後~受講申込締切日→→→受講料の25%

受講申込締切日の翌日~3日前のキャンセル→→→受講料の50%

セミナー開催日の2日前~前日のキャンセル→→→受講料の75%

当日キャンセルの場合→→→受講料の100%

お申込先・お問合せ先 インターモールド振興会
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-2-15(株式会社テレビ大阪エクスプロ内)
TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912
E-mail:
講演プロフィール
柳 浩然(RYU HYO YUN)

韓国生産技術研究院 東南圏技術実用化本部 融合部品素材センター センター長 首席研究員

略歴
工学博士(檀国大学校)
専攻 : 機械工学(塑性加工、プレス金型)

出身大学(学部) : ソウル産業大学校 工科大学 金型設計学と金型設計専攻
出身大学(修士) : 檀国大学校 大学院 機械工学 固体専攻
出身大学(博士) : 檀国大学校 大学院 機械工学 塑性加工

【学会活動】
1. 韓国塑性加工学会 終身会員
2. 韓国精密工学会 正会員
3. 韓国工作機械学会 終身会員
4. 大韓機械学会 正会員
5. 韓国金型工学会 終身会員、事業理事

【経歴】
1. 大宇国民車 技術開発課長
2. ソウル産業大学 教員
3. 韓国生産技術研究 院首席研究員(センター長)
4. 釜山大学校 工科大学 機械工学部 兼任教授

【学会論文】
1. Grain size control of magnesium alloys using possible inoculants (keynote speech) - 3rd International Conference on Processing, Manufactureing of Advancecd Materials 2009
2. A STUDY ON THE IMPROVEMENT OF THE ACCURACY OF A SHAVING PROCESS USING A PROGRESSIVE DIE - International Journal of Modern Physics B 2009
3. Formability of Aluminum 5182-Polypropylene Sandwich Sheet for Automotive Application - Journal of Solid Mechanics and Materials Engineeri, 2008 etc.

【プロジェクト】
1. 韓国東南圏 - 日本九州圏金型産業育成のための金型技術交流会
2. セーター(θ)II エンジン排気マニホールドフランジ一体型成形金型開発
3. プレス 圧着式 パイプ 連結 配管部品の 製造工法 技術支援
4. iメニュ-ペックチォリング情報化革新(自動車モジュール梁山協業)技術料事業
5. 高冷却効率ラジエイト部品開発
6. 高弾性コーティング板材(PCM SHEET)の精密塑性加工のための冷間ロール成形システム(Cold Roll Forming System)開発など
松岡 甫篁(まつおか としたか)

株式会社松岡技術研究所 代表取締役

略歴

博士(工学)・技術士(機械)
株式会社松岡技術研究所 代表取締役
博士(工学)(東京大学)/ 技術士(機械部門
株式会社 松岡技術研究所 /代表取締役
(新技術・製品開発、生産技術などのコンサルタント)

【専門分野】
高速ミーリング研究、CNC切削加工技術、切削工具開発指導、金型生産技術、新製品開発指導、異業種交流のコーデイネーターなど
【主な著書】
切削加工データブック、新しい穴加工技術、CNC切削加工のすすめ方、はじめての金型技術、はじめての切削加工(工業調査会)、金型のNC加工テクニック、型技術便覧(共著)、プラスチック金型ハンドブック(共著)、高速ミーリングの基礎と実践(共著)(日刊工業新聞社)など
【委員など】
理化学研究所:共同研究員(超高速切削に関する研究)
山梨県工業技術センター:外部評価委員・前客員研究員
型技術協会:前企画委員長、前高速ミーリング研究会委員長、前型技術者会議実行委員長、前理事など
【受賞など】
技術賞、功績賞(型技術協会)など
馬場 敏幸(ばば としゆき)

法政大学・大学院 経済学部 教授

略歴
東京大学大学院先端学際工学専攻修了
博士(学術)
東京大学先端科学技術研究センター勤務を経て、法政大学勤務
現在、法政大学・大学院 経済学部 教授
講義科目は現代アジア経済論、地域経済論、科学技術史など。趣味の一つとして様々な国の金型企業を訪問