INTERMOLD / 金型展 / 金属プレス加工技術展

セミナー情報

特別講演

定員:約100名 聴講無料・事前登録制
テクニカルワークショップ第1会場・第2会場(6Aホール内)
テクニカルワークショップ第3会場(6Bホール内)

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4月17日(水)

国際会議ホール(会議棟2F)

SP-01

4月17日(水) 11:00~12:00 ※講演会場が展示ホールとは異なりますので ご注意ください。

特別講演(定員200名)

自動車産業を取り巻く環境変化と金型を軸とした競争力について

トヨタ自動車株式会社 モノづくり開発センター 素形材技術部 主査

門野 英彦 氏

昨年、日本が一人あたりのGDPがG7で最下位になってしまったことは、皆さんにとっても大変ショックだったのではないでしょうか。金型産業においても1990年代日本の金型は世界TOPと言われましたが、昨今、精度・効率が加工機性能の支配的になってくる領域では、大変厳しい状況にあると思います。もちろん原因は単純なことではないとは思いますが、今後、どう進めるべきなのか、ここにいる皆さんと一緒に考えたいと思います。

テクニカルワークショップ第1会場

SP-02

4月17日(水) 13:00~14:00

3Dプリンティング&AM技術フェア 特別講演

実用化が始まる国内AMは世界と競争できるのか?

<挨拶> 経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部 次世代産業・情報政策課 課長 土屋 貴史 氏
<講演> 一般社団法人日本AM協会 専務理事 澤越 俊幸 氏

世界に比較して日本国内はAM製品活用が大幅に遅れていると言われていますが、大手企業や中小企業において公表される活用事例が出始めました。ビジネスメリットが見えにくい状況で、どのようにAMに取り組んでビジネス化するか、事例を参考に総体的に解説を行います。またAMの国内現状において、日本AM協会の取組みがAM普及のために何をターゲットに、何をしようとしているのかご説明を致します。

テクニカルワークショップ第1会場

SP-03

4月17日(水) 15:00~16:00

3Dプリンティング&AM技術フェア特別講演

EU 炭素国境調整メカニズム(CBAM)概要の解説

テュフズードジャパン株式会社 IS部 CMSグループ サステナブル技術マーケティング 

畝 竜哉 氏

2026年1月1日より、EU域内への輸入品に対し、EU炭素国境調整メカニズム(CBAM)が本格適用されます。温室効果ガスの排出量に応じて課金するカーボンプライシング制度です。現時点の対象は、鉄・鉄鋼・アルミニウム・肥料・セメント・電気・水素で、本格適用後は、製造時に排出された温室効果ガス量の報告義務とその量に応じた賦課金の支払い義務が発生します。移行期間の現在、その理解と準備が急務であり、その概要について解説します。

テクニカルワークショップ第3会場

SP-06

4月17日(水) 13:00~14:00

次世代プラスチック加工フェア 特別講演

廃棄植物活用バイオプラスチックの成形・量産展開

株式会社ヘミセルロース 代表取締役社長

茄子川 仁 氏

地球温暖化への対策として、石油由来プラスチックの代わりに、樹木・植物由来樹脂を活用する動きが急速に広がっています。金型・成形などの素形材産業が、この植物由来原料を新たな成長のチャンスとする可能性について、最新の実例を交えて解説します。

4月18日(木)

テクニカルワークショップ第1会場

SP-08

4月18日(木) 11:00~12:00

特別講演

中国ギガダイキャスト型の現状及び勢い(日本語講演)

中国模具工業協会 シンクタンク専門家(管理型)
中国模具工業協会鋳造模具委員会 常務副主任
大連市模具協会常務副会長
共立精機(大連)有限公司 董事長

孟 強 氏

テクニカルワークショップ第1会場

SP-09

4月18日(木) 13:00~14:00

3Dプリンティング&AM技術フェア 特別講演]

AMによるMROパーツのデジタル製造革命
~自動車メーカー/Tier1サプライヤー導入事例を紹介~

株式会社データ・デザイン テクニカルユニット リーダー

牛尾 公一 氏

製造業において様々な課題がある中、製造プロセスのデジタル化がより重要となってきております。そこで近年、注目されているのは、AM技術を活用したMRO(Maintenance, Repair, Operations)パーツ製造です。本講演では、MROパーツ製造において、3Dプリンタがどのように活用されているかに焦点を当て、製造に必要なAMプラットフォームの重要性と自動車メーカーの成功事例を紹介します。

テクニカルワークショップ第1会場

SP-10

4月18日(木) 15:30〜16:30

(一社)日本金属プレス工業協会主催 パネルディスカッション

持続可能な製造業 ー匠の技と革新技術の調和ー
「2024年第21回金属プレス国際会議大阪(ICOSPA)」に向けての発信

<パネラー>
元本田技研工業株式会社 田岡 秀樹 氏
株式会社アマダプレスシステム 西日本営業部 西日本ブロックリーダー 山本 一 氏
株式会社大喜金属製作所 代表取締役社長 中辻 将喜 氏
<コーディネーター>
株式会社ハヤシ 代表取締役 林 秀昭 氏

テクニカルワークショップ第2会場

SP-11

4月18日(木) 13:00~14:00

鍛造加工技術フェア 特別講演 / 協力:(一社)日本鍛造協会

電動車駆動モータに貢献する塑性加工技術

日産自動車株式会社 成形技術部

藤川 真一郎 氏

自動車の電動化時代を迎え、今後も自動車用電動モータの役割は高まることが予想されます。電動モータを構成する主力部品(電磁鋼板コア、磁石、モータシャフト、角銅線など)は塑性加工によって成形されています。 したがって塑性加工技術の開発は、今後の自動車の電動化に大きく貢献することが期待されています。本講演では、塑性加工技術の課題およびその事例として中空モータシャフトとサマリウム-鉄-窒素磁石の開発を紹介します。

テクニカルワークショップ第3会場

SP-13

4月18日(木) 13:00~14:30

自動車部品製造技術フェア 特別講演

電動化に向かう自動車産業の現状

一般社団法人日本自動車部品工業会 技術担当顧問

松島 正秀 氏

世界の自動車産業は、電動化へ積極的なEV化戦略を推し進めている。特に、中国や欧米では、各社がEV化への戦略を強く打ち出し、電動化投資や商品投入に力を入れている。一方、日本の自動車産業はEV市場への出遅れなど、世界の自動車産業の流れに乗っていないことを危惧されている。しかし、現状では莫大な投資と採算性などの諸課題があり、新興EVメーカーは経営危機に陥り、既存の大手自動車メーカーもEV事業戦略を見直す動きも出ている。急激に進められる電動化により、長年積み上げられた技術戦略が革新され、EV事業が軌道に乗り、本格的に展開されるには暫く時間が必要と思われる。

4月19日(金)

テクニカルワークショップ第1会場

SP-15

4月19日(金) 13:00~14:00

自動車部品製造技術フェア 特別講演

2024年、モノづくりは、EVシフトの踊り場活用を!

株式会社日本電動化研究所 代表取締役

和田 憲一郎 氏

ここ2~3年、急激にEVシフトが伸展してきました。しかし課題も散見されています。2024年は伸びが鈍化し、課題克服していくことを模索する「踊り場」となることが予想されます。このように環境が激変する中、モノづくり産業に携わる方はどのような視点が大切なのでしょうか。元三菱自動車にて新世代電気自動車i-MiEV(アイ・ミーブ)の開発責任者を経験し、急速充電CHAdeMO協議会の幹事メンバーとしても活動した筆者が、EVシフトの踊り場に対する考え方をご紹介致します。

テクニカルワークショップ第1会場

SP-16

4月19日(金) 15:00~16:00

自動車部品製造技術フェア 特別講演

自動車プラスチックの適用動向と環境への対応

日産自動車株式会社 生産技術研究開発センター エキスパートリーダー(プラスチック)

水谷 篤 氏

プラスチックはデザイン、軽量化や部品統合などのメリットから自動車へ顕著に適用されている。電動化や自動運転では、自動車デザインの変化やプラスチックに求められる機能も多様化し、材料や工法も進歩している。そこで、本講演では、自動車プラスチックの適用や技術動向、並びに、カーボンニュートラルやリサイクルへの課題や取組みについて紹介する。

テクニカルワークショップ第2会場

SP-18

4月19日(金) 13:00~14:00

次世代プラスチック加工フェア 特別講演

バイオプラスチックの射出成形技術・金型技術の世界最新動向~日米欧の強弱点を俯瞰する〜

小松技術士事務所 所長・ものづくり名人

小松 道男 氏

2050年に脱炭素社会を実現し、新規の海洋プラスチックごみを0にする世界公約を果たすべく各国プラスチック業界では取組みが急加速しています。2つの社会課題を解決する最有力素材がバイオプラスチックであり、特に生分解性プラスチックが勝負の鍵を握ります。
本講演では、日米欧のバイオプラスチック射出成形技・金型技術に精通した世界的第一人者を招き、K2022(ドイツ・デュッセルドルフ)、IPF2023(東京・幕張メッセ)、NPE2024(米国・フロリダ)で講師が現地で入手した多数の情報を画像で紹介、客観的なレビューを行い、わが国が進むべき方向性について示唆を試みます。