テクニカル・ワークショップ

特別講演/テクニカル・ワークショップ

場所:テクニカル・ワークショップ第1会場/第2会場/第3会場(第1展示館内)
定員:約100名 受講:無料
※受講方法が各講演により異なりますので、表下の詳細をご確認ください。
※事前登録が席数に達し事前登録を締め切っている講演は、当日お席に空きがあれば当日登録を受け付けます。
 また立ち見も可能ですので、ご希望の方は、講演開始までにセミナー会場へ直接お越しください。

テクニカル・ワークショップ第1会場

時間 6月21日(水) 6月22日(木) 6月23日(金)
1 11:00~12:00 サイバネットシステム(株) Hexagon
2 13:00~14:00 共和工業(株)/(株)米谷製作所 (株)セイロジャパン (株)牧野フライス製作所
3 15:00~16:00 経済産業省

テクニカル・ワークショップ第2会場

時間 6月21日(水) 6月22日(木) 6月23日(金)
1 11:00~12:00   テュフズードジャパン(株)②
2 13:00~14:00 (株)事業革新パートナーズ (一社)日本鍛造協会 特別講演  
3 15:00~16:00 (株)日本電動化研究所 テュフズードジャパン(株)①  

テクニカル・ワークショップ第3会場

時間 6月21日(水) 6月22日(木) 6月23日(金)
1 11:00~12:00 日産自動車(株) 日産自動車(株)
2 13:00~14:00 (一社)日本AM協会 13:00~14:30
(一社)日本自動車部品工業会
小松技術士事務所
3 15:00~16:00 AM研究会事務局 / (株)シグマクシス 15:30~16:30
(一社)日本金属プレス工業協会主催
パネルディスカッション
 

6月21日(水)

テクニカルワークショップ第1会場

SP-02

13:00~14:00

特別講演 / 事前登録制

「金型メーカー間の企業連携の実例」
~メガキャスティングへの挑戦~

共和工業株式会社 代表取締役社長
熊谷 勇介 氏

株式会社米谷製作所 代表取締役社長
米谷 強 氏

自動車用の大型アルミ構造部品を超大型ダイカストで一体成型(メガキャスティング)する動きがある。欧米や中国の自動車メーカーは特にBEV用の車体をこの手法で工場スペースの削減や組付け工数の削減をし、競争力向上を図っている。日本の自動車メーカーもBEV化の流れもあり、検討が進められている。今回、金型メーカー間の連携により、日本国内でのメガキャスティングへの挑戦をする経緯や取り組み内容を報告する。

SP-03

15:00~16:00

特別講演 / 事前登録制

技術情報管理認証制度のご紹介
~自社の情報セキュリティ体制を取引先にアピールするために~

経済産業省
安全保障貿易管理課 係長

山中 直樹 氏

「技術情報管理認証制度」は、企業の情報セキュリティ体制を専門家が審査・認証する、産業競争力強化法に基づく制度です。
第三者の審査を経た認証取得で、情報セキュリティ体制が向上することはもちろん、取引先へのアピールにもご活用いただけます。
この講演では、「ものづくり補助金」を始めとする中小企業向け補助金の採択審査時の加点など、今年から始まった認証取得のメリットに関する最新情報も併せてご紹介します。

テクニカルワークショップ第2会場

SP-04

13:00~14:00

次世代プラスチック加工フェア特別講演 / 事前登録制

ヘミセルロースを活用した100%生分解性・植物由来樹脂の原材料化・製品化までの一貫製造方法

株式会社事業革新パートナーズ
代表取締役社長

茄子川 仁 氏

地球温暖化による気候変動が益々身近な問題になっています。その原因である二酸化炭素の排出量を抑制するため、また環境汚染を防ぐため、石油由来プラスチックを減らし、樹木・植物由来樹脂の活用が急速に広がっています。金型・成形などの素形材産業が、この植物由来原料を新たな成長のチャンスとする可能性について、実例を交えて解説します。

SP-05

15:00〜16:00

特別講演 / 事前登録制

e-Mobility新時代、モノづくりの大変革が始まる

株式会社日本電動化研究所
代表取締役

和田 憲一郎 氏

2023年を迎え、e-Mobilityと呼ばれる完全にまたは部分的に電気を動力とした移動体が急激に拡大を始めています。これまで電気自動車およびプラグインハイブリッド車などが話題となることが多かったのですが、環境規制強化に伴い、自動車のみならず多くの移動体にてシステム変更が求められ、急拡大のチャンスが生まれてきました。このように環境激変する中で、モノづくり産業に携わる方はどのような視点が大切なのでしょうか。元三菱自動車にて新世代電気自動車i-MiEV(アイ・ミーブ)の開発責任者を経験し、急速充電CHAdeMO協議会の幹事メンバーとしても活動した筆者が、e-Mobility新時代のモノづくりについて、その考えをご紹介いたします。

テクニカルワークショップ第3会場

SP-06

13:00~14:00

3Dプリンティング&AM技術フェア特別講演 / 事前登録制

AM樹脂製品の実ビジネス活用はできるのか

■挨拶
経済産業省 中部経済産業局 産業技術革新課 課長補佐

伊藤 由香 氏

■モデレーター
一般社団法人日本AM協会 専務理事

澤越 俊幸 氏

■ゲストコメンテーター
一般社団法人西日本プラスチック製品工業協会 専務理事

平田 園子 氏

オリックス・レンテック株式会社 事業開発部 プロジェクトマネージャー

高田 篤 氏

グローバルで加速化するAdditive Manufacturing(AM)による量産化に対応するため、経済産業省近畿経済産業局の「Kansai-3D実用化プロジェクト」と任意団体「3Dものづくり普及促進会」の運営を2022年3月に引き継いだ (一社)日本AM協会は、国内のAM活用の現状と問題点を把握し実製品活用促進の活動しています。その活動内容と国内実製品事例についてご説明致します。
また、プラスチック成形業界団体のゲストをお招きして、AMでビジネスがどう変わるかQ&A形式で今後への問題点や期待を探るトークイベントも行います。

SP-07

15:00~16:00

3Dプリンティング&AM技術フェア特別講演 / 事前登録制

製造業を取り巻く環境変化とデジタル技術とAMの融合による製造業革新の兆し/AM研究会の紹介

AM研究会事務局 / 株式会社シグマクシス

常務執行役員 デジタル製造担当 桐原 慎也 氏
Industry Sherpa 製造業 ディレクター 和田 峻一 氏

製造業を取り巻く経営環境は、地球環境保全危機、デジタル社会の成熟、世界情勢の変化とサプライチェーンの再構築といった様々な変曲点の影響を受けて大きく変化しつつあります。これらの変化に対応できるようにものづくり産業を革新していくには、デジタルテクノロジーとAM(付加製造)等のリアルテックを融合したオペレーティングモデル、ビジネスモデルの革新が必要となります。本講演では、製造業が経営環境変化に対応するために持つべき視点を整理した後に、デジタル技術とAM技術を融合することによる製造業モデル変化の兆しを御紹介します。また、AMを核とした製造業の競争力強化を目的として、大阪大学が中心となり立ち上げた「AM研究会」の取り組みについても御紹介させて頂きます。

6月22日(木)

テクニカルワークショップ第1会場

11:00~12:00

テクニカルワークショップ / 事前登録制

金属プレスシミュレーションによる成形不良予測と金型精度の向上
~導入事例と最新機能~

サイバネットシステム株式会社
エンジニアリング事業部 メカニカル技術部

福原 貨人 氏

※同業者の受講はご遠慮ください

金属プレス部品では、ハイテン材、アルミニウムやステンレスなど軽くて強い材料を適用することが増えており、机上での成形性評価および、高い成形性精度が求められています。本セミナーでは、金属プレス解析の必要性、初心者でもすぐに始められる「eta/DYNAFORM」による製品設計者向けのアプローチ方法、金型設計者向けにLS-DYNAソルバーを利用したワレシワ&スプリングバック評価、金型見込みまでのアプローチ方法、パイプ曲げの最新機能、またものづくり補助金を利用された活用事例をご紹介します。

13:00~14:00

テクニカルワークショップ / 事前登録制

3D設計で50%工期短縮!超ハイテン冷間プレス金型事例

株式会社セイロジャパン
営業部 名古屋営業所 所長

水谷 邦浩 氏

※同業者の受講はご遠慮ください

Cimatronを活用したプレス3D金型設計により、工期を5割短縮したお客様の事例をご紹介します。
お客様がどのように効率化されたのか、活用した機能や当社独自のサポート体制等をご紹介いたします。
3D設計化の在り方や立ち上げのポイントは、樹脂型、ダイカスト型等においても十分活用していただける考え方です。
3D設計化により、QCD改善、人材育成、イノベーション展開を実現したい企業様の参考になれば幸いです。

テクニカルワークショップ第2会場

SP-09

13:00~14:00

(一社)日本鍛造協会特別講演 / 事前登録制

素形材業界のカーボンニュートラルに向けた省エネ対策事例

一般社団法人 環境エネルギー事業協会
代表理事

植杉 昌敏 氏

日本では2020年のカーボンニュートラル宣言以降、サプライチェーンのCO2削減の取り組みが加速しています。CO2削減の手法としては、省エネルギー・燃料転換・再生可能エネルギー導入・オフセット等がありますが、まずはエネルギー構造をスリム化する省エネルギーの取り組みが期待されます。素形材業界の事例を中心に、省エネルギーによるCO2削減の取り組み方について紹介します。

SP-10

15:00~16:00

3Dプリンティング&AM技術フェア特別講演 / 事前登録制

カーボンニュートラルとAM/3Dプリンティング技術
”AM製品のライフサイクルアセスメントの活用”

テュフズードジャパン株式会社
AMグループ 部長代理

畝 竜哉 氏

製品やサービスのカーボンフットプリント(CFP)の重要性が次第に高まっています。本講演では
①製品のCFPが要求される背景
②製品のCFP削減にAM/3Dプリンティング技術が貢献できるケースがあること
③その証明には、製品のライフサイクルアセスメントが活用できること、
以上3点についてお話します。また、カーボンニュートラルとは何なのか、どのような法規制や政策があるのか、どのような対策があるのか、今後重要になる製品のカーボンフットプリントとは何なのか、これらについても触れるため、AM/3Dプリンティング技術に関係ない方へもおすすめの内容です。

テクニカルワークショップ第3会場

SP-11

11:00~12:00

特別講演 / 事前登録制

自動車パワートレイン技術動向と求められる技術(Game Changer となる生産技術~)

日産自動車株式会社 
パワートレイン生産技術開発本部 エキスパートリーダー

塩飽 紀之 氏

近年、地球温暖化対策として自動車の電動化シフトが大きな潮流にある。パワートレイン電動化に伴い、内燃機関駆動からモータ駆動への転換によりその部品機能にも大きな変化が求められている。さらに、カーボンニュートラルを目指した、商品としての自動車はもちろんのこと、LCA(Life Cycle Assessment)の観点からも製造過程でのCO2削減は喫緊の課題である。この変革の中で、パワートレインの技術要素や構成部品、生産技術の今後について述べる

SP-12

13:00~14:30

(一社)日本自動車部品工業会 特別講演 / 事前登録制

CASEによる新しい自動車価値の構築

(一社)日本自動車部品工業会
技術担当顧問

松島 正秀 氏

次世代自動車のキーワードCASEにより、電動化や自動運転技術が急速に導入されている自動車産業において、機械的な進歩やエレクトロニクス化だけでなく、日常の使い勝手の利便性が求められてきている。自動車の基本機能である走る・曲がる・止まるの自動化への進化や、地球環境保護に適合するパワートレインの対応だけに留まらない、産業全体の体質変換が重要になりつつある。次世代自動車産業の価値がハードからソフトへ移行する時代に入ってきている。

SP-13

15:30〜16:30

パネルディスカッション / 事前登録制

(一社)日本金属プレス工業協会主催パネルディスカッション
将来世代に繋げる、プレス部品づくりの課題と展望
~2024金属プレス国際会議に向けて、日本金属プレス工業協会の若手経営者が熱く語る~

■パネラー
久野金属工業株式会社 取締役副社長 久野 功雄 氏
タイメック株式会社 代表取締役社長 田中 健裕 氏
株式会社 最上インクス 代表取締役社長 鈴木 滋朗 氏
株式会社 大喜金属製作所 代表取締役社長 中辻 将喜 氏

■コーディネーター
株式会社 ハヤシ 代表取締役社長 林 秀昭 氏

近年日本のプレス部品づくり業界は、完成品メーカー様の技術革新や海外現地生産・現地調達、そして様々な世界情勢に翻弄されてきました。
このパネルディスカッションでは、こうした業界の抱える課題を踏まえ、2024年10月に日本で開催される「金属プレス国際会議大阪」に向けて、日本の金属プレス業界のメッセージとしての若手経営者が集い、熱い想いを語ります。

6月23日(金)

テクニカルワークショップ第1会場

11:00~12:00

テクニカルワークショップ / 当日登録制

金型補修に対するデジタル技術と金属積層を組み合わせた取り組みのご紹介

Hexagon
ビジネスディベロップメント テクニカルマネージャー

近藤 裕一 氏

同業者の受講はご遠慮ください

現在、様々な金型において金型補修の多くが手作業で行われおり、その手作業については熟練の作業者の能力に依存している状況が多々見受けられます。
そこでHexagonの計測・解析・CAD/CAMと金属積層を搭載したマシニングセンターを組み合わせたデジタルを活用する新たな金型補修への取り組みをご紹介いたします。

13:00~14:00

テクニカルワークショップ / 事前登録制

中・大物金型加工のご提案

株式会社牧野フライス製作所
カスタマアプリケーションセンタ カスタマサポート部

岡﨑 隆一 氏

同業者の受講はご遠慮ください

近年、デザインの進化やパーツの一体化といった理由で自動車金型の大型化が進んでいます。
大型機での加工が必要ですが、形状部の小径工具を使った仕上げは難しいのが現状です。
また、冷却水穴などの構造部と意匠面のある形状部をそれぞれ別の機械で加工するため段取り替えをする必要があるなど大型ワークの加工には非常に手間がかかります。
本セミナではマキノの技術により、大型の金型加工もスムーズかつ高精度に行えることをご紹介します。

テクニカルワークショップ第2会場

SP-16

11:00~12:00

3Dプリンティング&AM技術フェア 特別講演 / 事前登録制

ISO/ASTM 52920で、AM製造・AM調達の何が楽になるのか

テュフズードジャパン株式会社
AMエキスパート

永野 知与 氏

いよいよ正式発行となるISO/ASTM 52920*はAM最終製品・量産品の品質保証システムに関する要求事項を規定した国際規格です。ISO/ASTM 52920はドラフト版時点から欧州を中心に活用されてきましたが、今回の正式発行によって日本国内のAM製品を製造する人、AM製品を調達する人にどのような変化がもたらされるのかを解説します。
*2023年4月7日現在はISO/ASTM FDIS 52920

テクニカルワークショップ第3会場

SP-19

11:00~12:00

特別講演 / 事前登録制

自動車プラスチック部品の動向と技術開発

日産自動車株式会社
生産技術研究開発センター プラスチック・エキスパートリーダー

水谷 篤 氏

軽くて耐久性があり、デザインの自由度が高い自動車プラスチック部品の適用は、内装から外装、また、エンジン類の部品まで幅広く、材料/工法/金型の進化と共に顕著に増加している。昨今では、CASEへの対応において、軽量化は依然として課題であり、電動化に対応したプラスチック部品の材料開発も進んでいる。そこで、本報では、自動車プラスチック部品の適用動向や技術開発の事例について幅広く紹介する。

SP-20

13:00~14:00

次世代プラスチック加工フェア特別講演 / 事前登録制

K2022 から読み解くバイオプラスチック射出成形技術・金型技術の世界最新動向

小松技術士事務所
所長・ものづくり名人

小松 道男 氏

2050年までに脱炭素社会を実現し、新規の海洋プラスチックごみを0にする世界公約を実現すべく各国のプラスチック業界では野心的な取組みが進んでいます。双方の社会課題を解決する最有力素材がバイオプラスチックであり、特に生分解性プラスチックの使いこなしが勝敗の鍵を握っています。しかし、ロシア・ウクライナ紛争による石油・ガス価格と電気料金の急騰、急激な円安など、バイオプラスチックを取り巻く社会環境は見通しが付きにくい状況になっています。
本講演では、日米欧のバイオプラスチック射出成形技術・金型技術に精通した世界的第一人者である小松氏が昨年10月にドイツで開催されたK2022で入手した欧米の最新情報を多数の画像で紹介、客観的なレビューを行い、これからわが国が進むべき方向性について示唆を試みます。なお、本展示会(2-132)で生分解性プラスチック射出成形品の最新サンプル展示を予定します。

講師略歴

小松技術士事務所
所長・ものづくり名人
小松 道男 氏

公益社団法人日本技術士会フェロー
第7回ものづくり日本大賞
内閣総理大臣賞受賞
文部科学大臣表彰
科学技術賞(技術部門)受賞
第1回気候変動アクション大賞受賞(環境大臣表彰)
第30回型技術協会技術賞受賞